= ガス屋さんですよー!!!=

沖縄県全域にプロパンガスを供給している会社(りゅうせきエネプロ)の従業員の日記です。 日ごろ気づいた事やお客様から教えていただいた事などを日記にします!!
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沖縄特攻~終戦~

9月に入りました。





今月も一日一日を大切に! そして充実した日々がおくれますように!!!





約20年前、私はこの業界に入る前に海上自衛隊に入隊することを考えていました。
海軍への憧れもあり、なによりマンガ宇宙戦艦ヤマトを見て育ったものですから、いつの日か1945年 沖縄特攻を目指し、当時では不沈戦艦と世界で恐れられていた日本海軍の象徴 『 戦艦大和 』 への興味や憧れもあったからです。



数年前、映画 『 男たちの大和 』 を観て、映画撮影の主会場となっていた広島県呉市を一人旅し呉造船所(戦艦大和が実際に造船された場所)や海軍士官学校(海軍のエリート学校)そして大和ミュージアムを見て回りました。

そのミュージアムにたまたま来場されていた方で沖縄特攻のために戦艦大和に乗船し生き残った方のひとり八杉康夫さんがいました。 講演とかではなくたまたま見学のため来ていたようですが、会場の至る所で来場者に説明していた記憶が残っています。


昨日、たまたまテレビで八杉さんの講演が流れていたので、実に深いし重みのある言葉が多かったので急いで記憶をたどりアップしたいと思いました。

沖縄特攻~終戦~

◇「生きろ」上官の遺言--八杉康夫さん(81)

連合軍による沖縄進攻阻止のために出撃し、
鹿児島・坊ノ岬沖で撃沈された戦艦「大和」の生存者として、
約15年前から全国各地で自らの体験を講演する。

80歳を過ぎ、体力の衰えも顕著ながら、
それでもなお語り続けるのは、少年兵に過ぎない自分に
日本の将来を託し、自らの命をなげうった上官に
「生かされた」
との思いが今も尽きないからだ。

「あの時上官は
 『お前は若い。頑張って生きろ』

 と言うと、私に丸太をつかませ、暗い海の底へ消えていった。
 生かされた以上は生きた証しを残さなければならない。
 あの言葉が私の原点なのです」

15歳の時、志願して海軍に入隊。
17歳で大和に乗艦し、測的手の任務に就いた。
1945年4月7日、上空からすさまじい爆撃を受けて沈没した
大和から冷たい海中に投げ出され、
必死に叫ぶ自分を助けたのは、はるか上位の高射長だった。

今、北海道から鹿児島まで全国を飛び回り、語りかける相手も
中学生から高齢者まで幅広いが、特に若い世代には
最後にこう呼び掛ける。

「私の経験は本を読めばすぐに理解できる。
 だから今から3分間で話す言葉を、
 おじいさんの遺書と思って覚えておいてほしい。

 自殺するな。死ぬなよ。
 お前たち若者が羽ばたいて未来の日本を作るんだ。
 お前たちがいなくなったら誰が日本を守っていくんだ」

その言葉を聞いた途端、子どもたちが大粒の涙をこぼす。

「お国のために死ねと言われたことはない。
 生きろ。生きて国を守れ。
 この海軍の精神が今も私の心に焼き付いている。

 当たり前のことを言っているだけだが、
 こうした言葉が多感な時期にある子どもたちの心を
 打つのかもしれない」

「平和」とは何か。
この問いかけに、自らのもとを訪れてくる教育関係者を含む
多くの人が
「戦争しないこと」
と答えるという。

しかし、
「答えは『共生』の二文字。
 相手が困っていれば自分が助けてやる。
 自分が困っているときには相手が力を貸してくれる。
 お互いが共に生きる。これこそが平和の意味だ」。

軍国主義を誇りに思っていただけに、
教育の怖さは十分に知っている。

だからこそ、子どもたちを育てる教育者に対して、
平和の意味について深く考えてほしいと願っている。

「老人は黙ったまま死んではいけない。
 生きた意味を残さなければならないのだから。
 残された時間を、最後まで一生懸命頑張らせてもらいます」





そして最後に


若者よ、

君たちが生きる

きょうという日は、

死んだ戦友たちが

生きたかった未来だ!



という言葉で締めくくりました。











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Posted by かっぷー at 2011年09月01日   17:54
Comments( 1 ) 日記
この記事へのコメント
沖縄の人は「あの艦」をどう、思っておられるのだろう。
Posted by 内田 守 at 2011年12月03日 20:01
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